血管事故が起こりやすい“魔の時間帯”。
それは、起床後2時間以内。
起床とともに交感神経の活動が盛んになるため血圧は急激に上昇し、負担がかかって血栓ができやすくなります。
また、睡眠中の寝汗などで体の水分が失われ、脱水症状になっています。
心筋梗塞や脳梗塞を防ぐために、就寝前と起床後に水をコップ1杯飲みましょう。
9〜10時は“魔の時間帯”。就寝前と起床時にコップ1杯の水
水分を十分とらずに脱水症状になるとドロドロ血液となって、
心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まります。
脳梗塞で倒れる原因は減量や過労などによる脱水症状があります。
特に高齢者の場合、喉の渇きを感じにくいので注意が必要です。
日中の外出などで体を動かしたときや、夏はもちろん冬でも
暖房が効いた部屋に長くいるときなどには、十分に水分補給をしましょう。
ただし、心臓や腎臓の病気のある患者さんは、水分制限が必要な場合があります。
飲水については主治医に相談してください。
血管事故が起こりやすい“魔の時間帯”というのがあります。
それは、起床後2時間以内。
起床とともに交感神経の活動が盛んになるため血圧は急激に上昇し、
負担がかかって血栓ができやすくなります。
また、睡眠中の寝汗などで体の水分が失われ、脱水症状になっています。
心筋梗塞や脳梗塞を防ぐために、就寝前と起床後に水をコップ1杯飲みましょう。
喉が渇いたら水、汗をかいたら塩もとろう
水分補給は一度にたくさん飲むのではなく、
1回コップ1杯(150〜250ml)の量をこまめにとり、
1日約1.5リットルを目安に。
アルコールやカフェインを含まない常温の水。
汗をかいたら塩分のあるスポーツドリンク(経口補水液)で、
熱中症や脱水症を防ぎます。
水分補給のタイミング!
□ 起床時
□ 朝・昼・晩
□ 食後2〜3時間
□ 家事の後、歩いた後
□ スポーツ時とその前後
□ アルコールを飲んだとき
□ 入浴の前後
□ 就寝前
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