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ブログ 縁処日記

 多発性脳梗塞の母が脳ビタミンで頭はハッキリ

 医師 橋本京子(63歳)

小さな脳梗塞がたくさんある


 私の母は、大正8年生まれで、現在85歳です。この母が平成6年9月、76歳のときに、脳梗塞の発作を起こしました。2〜3日の間に徐々に歩けないなり、右半身が動かなくなったのです。もともと血圧が高く、糖尿病もわずらっていたので、典型的な脳梗塞だと思いました。

 脳梗塞の発作は、時間を追って段階的に強くなっていくのが特徴です。ひょっとしたら、もっと前から歩きにくさなどを感じていたのかもしれませんが、年齢のせいだと思って本人も周囲もいました。

 幸い、入院して薬による治療を受けると、母の病状はよくなりました。右手足のマヒは残ったものの、ろれつが回らず聞き取りにくかった言葉も、ハッキリ出るようになったのです。けれども、担当医からは「いずれは認知症になるかもしれません」といわれ、私はひどくショックを受けました。

 私も医師なので、多発性脳梗塞による認知症のことは知っています。小さな脳梗塞がたくさんできるせいで、脳梗塞の発作のあとに認知症状が現れてくることがあるのです。

 とっさに「それは困る」と思いました。身体的な介護に関しては覚悟はできてますが、母がボケるという事実は、娘として受け容れがたかったのです。

 そんなとき、ある知人から教えてもらったのが、「脳ビタミン食品」です。「修復のビタミン」といわれるビタミンB12を多量に含むというこの食品は、手足のマヒやしびれなどの脳梗塞の後遺症や、認知症の改善に効果があるということでした。

 その知人も脳ビタミン食品の開発に加わったというので、信頼して試してみようと思いました。それで、退院してすぐ、母に飲ませたのです。

 脳ビタミン食品は、顆粒状になっており、一回分ごとに個別包装されています。母はこれを、朝晩一包ずつ、食後に水で飲みます。
 また、私自身、長年の高血圧もあるため、同じ量の脳ビタミン食品を飲んでみることにしました。

寝たきりの危機をみごと回復


 こうして脳ビタミン食品を飲み始めたのがよかったのか、母は車イスを使いながらも、元気いっぱいでした。もちろん頭も言葉もハッキリしています。
 ときには元気があまって、ヘルパーさんとケンカすることもあります。
 また、リハビリテーション(機能回復訓練)が功を奏して、トイレには杖をつきながら一人で歩いて行くことができるようになりました。

 私はといえば、脳ビタミン食品を飲み始めてから、集中力が増したように思います。
 以前なら、疲れてくると頭がハッキリしなくなり、仕事の効率が落ちていたのに、夕方になっても頭がハッキリして、バリバリ仕事ができるのです。「これはすごいな」と実感したので、母といっしょに続けることにしました。

 2年後の平成8年には、母はうっかりころんで大腿部を骨折しました。大腿部骨折といえば、お年寄りが寝たきりになる原因の筆頭です。
 私はまたもショックを受け、母が寝たきりになるかもしれないと、覚悟を決めました。ところが、周囲の思惑をよそに、母はめきめき回復し、再び杖をついて歩けるようになったのです。

 脳梗塞の発作のときもそうでしたが、70歳以上の高齢者の場合、リハビリによる回復は容易ではありません。それを2度までもやってのけた母は、たいしたものだと思いました。これも、脳ビタミン食品の影響があるのかもしれません。

 そういえば、昨年の7月、ケア付マンションに引っ越したとき、ドタバタしてうかつにも脳ビタミン食品を1ヶ月ほど切らしたことがありました。
 すると、いままでしっかりしていた母が急に、「ごはん食べたかしら?」などと変なことを口走るようになったのです。自分の言ったことを忘れるなど、記憶もハッキリしなくなってきました。
 自分でもおかしいという自覚があるらしく、「私、ボケてきたかしら?」と不安そうに聞いてきます。ヘルパーさんまで「お母さんが変になりました。」と職場に電話をかけてきました。

 そこで、「あっ」と気づいて脳ビタミン食品を取り寄せて飲ませたら、わずか3日でおかしな言動が消えたのです。
 母も「頭がスッキリしてきた」といっていました。今後は決して、脳ビタミン食品を切らさないようにしようと思いました。

 いまは、ころぶのが心配なのでふだんは車イスを使用していますが、やはりトイレへは杖をつきながら自力で行けます。話し方も、年相応にゆっくりではありますが、言葉はしっかりしているし、認知症状も見られないので安心しています。
 また、私が勤務医として、研究班に入りながら、現場で当直や患者の診察という激務をこなせるのも、脳ビタミン食品のおかげだと思っています。これなしでは、こんなに大量の仕事をすることはできないに違いないと喜んでいます。         
  
 
 

アドバイス (駅ビル医院せんげん台院長 周東 寛)

 多発性の脳梗塞や脳出血後には、認知が現れやすくなります。脳ビタミン食品は、その予防や改善に効果的です。同時に、マヒやしびれといった後遺症の改善にも有効です。発作後は、ぜひ摂取するといいでしょう。
 また、脳ビタミン食品は、集中力、記憶力、頭の回転をよくするのにも役立ちます。試験勉強に取り組んでいる人にも有効です。
 今後も二人で摂取され、脳の健康維持にお役立てください。

 
 

一般にビタミンB群は、ひとつが欠乏するときには、
他のビタミンも欠乏していることが多いです。
すべてのビタミンは老化と関係があり、とくに、B類の
ビタミンB12、B6、葉酸は 生活習慣で老化を
早めないために、役立つ成分とされています。
体の老化は20代ころから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何を
どう食べるかで進行程度が変わってきます。
超高齢社会を目前とした今、元気でイキイキと年を
重ねるためにビタミンB12に注目していただきたいと
思います。
ご質問などございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

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