植物性の油でありながら、魚の油と同じω-3系の脂肪酸に分類されるエゴマ油やアマニ油、シソ油の3種類の油は、魚を食べなくても認知症や生活習慣病を予防する効果を期待できるので、特に魚が嫌いな人にとっては、ぜひとも日常的に使いたい油と言えます。
多少高価なため、普段の調理用の油として使用するのではなくて、調味料代わりとして使用したり、少し魚くさい風味が気にならないように食材に混ぜるなどして使うのがお勧めの使用法です。
たとえばドレッシング用の油として使ったり、青菜のおひたしにかけて使用するなどすれば、効果的に脂質のバランス改善が実現できるはずです。
【食事認トレ4】「調理油の確認&変更」でも脂質バランス改善
■調理用のサラダ油はキャノーラ油かオリーブオイルに
脂質のバランス改善は、主菜の選択以外でも行えます。
食事のさまざまな場面で認知症や生活習慣病の予防効果が高い油を
使用することで、脂質の摂取バランスを少しずつ改善していけるのです。
たとえば、普段調理用に使用しているサラダ油についても、
一度、どんな材料から絞った油なのかを確認してみましょう。
オリーブオイルと同じく、生活習慣病の予防効果があるとされる
ω-9系脂肪酸のキャノーラ油であればよいのですが、
安価なサラダ油には大豆やひまわり油、コーン油など、
どちらかというと生活習慣病の発症を引き寄せてしまうと
考えられている油が使われていることがよくあります。
また、これらがブレンドされて使用されていることもあります。
もし、こうしたサラダ油を普段の調理用に使用しているのであれば、
それをキャノーラ油100%の商品やオリーブオイルに変えることで、
脂質のバランスを改善することができるでしょう。
ちなみに、大豆油については油分を絞って凝縮された状態にあるので、
このように生活習慣病を引き寄せる作用が強く出てしまうのですが、
納豆などの豆の形でそのまま食べるのであれば、
他の成分のよい作用のほうが強く出ますので、
納豆などを食べる際に心配する必要はありません。
■魚嫌いの人には特にお勧め
あるいは、植物性の油でありながら、魚の油と同じω-3系の脂肪酸に分類される
エゴマ油やアマニ油、シソ油の3種類の油を、日常的に使うようにすることも
お勧めできる「食事認トレ」です。
魚を食べなくても認知症や生活習慣病を予防する効果を期待できるので、
特に魚が嫌いな人にとっては、ぜひとも日常的に使いたい油と言えます。
エゴマ油やアマニ油、シソ油は多少高価なため、
普段の調理用の油として使用するのではなくて、
調味料代わりとして使用したり、少し魚くさい風味が気にならないように
食材に混ぜるなどして使うのがお勧めの使用法です。
たとえばドレッシング用の油として使ったり、青菜のおひたしにかけて
使用するなどすれば、効果的に脂質のバランス改善が実現できるはずです。
「認知症予防トレーニング「認トレ」一生ボケない!38の方法 より」