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認知症は“脳の生活習慣病”

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脳の神経細胞の栄養源として、ブドウ糖は不可欠なものですが、

増えすぎると私たちの体にとっては害を及ぼすものとなります。

糖尿病は、全身の血管にダメージを与えます。

太い血管が障害されると「心筋梗塞」「脳卒中」という生命に関わる

合併症につながりますが、細い血管にも血行障害が起きるため、

「網膜症」「腎症」「神経障害」を引き起こします。

いわゆる“三大合併症”です。

最近は、これらに加えて「認知症」と「歯周病」も、糖尿病の合併症と

見なされるようになりました。

 

認知症は“脳の生活習慣病”

 

□メタボリックシンドロームは認知症の発症を早める危険因子

□血糖値を低めに保つことが肝心

 

メタボは認知症にもなりやすい!?

 

認知症は症状が出るのを遅らせる時代から、予防する時代に入りつつあります。

認知症には、発症を早めたり、悪化させたりする危険因子があることが分かっているので、

予防のためには、それを排除するように心がけることが重要です。

 

認知症を発症する主な原因は、遺伝と加齢ですが、それらを排除することはできません。

しかし、これ以外にも危険因子はあります。

特に最近では、中年期の肥満、高血圧、脂質異常症、糖尿病などの、

いわゆる生活習慣病が認知症の発症と密接な関係にあるといわれるようになりました。

 

たとえば、肥満は「睡眠時無呼吸症候群」の引き金になることがあります。

首回りにも脂肪がついて気道が狭くなると、寝ている間に何度も呼吸が止まってしまい、

脳に十分な酸素が送れなくなり、神経細胞にダメージを与える起因となります。

また、複数の生活習慣病が重なった「メタボリックシンドローム」は、

脳梗塞や心筋梗塞を起こす危険性があるだけでなく、認知症を誘発することが、

動物実験などで明らかになっています。

 

そして、生活習慣病の代表格である「糖尿病」がアルツハイマー型認知症と直接、

関係していることが明らかになってきました。

糖尿病は、血糖が増えることで血管壁が傷つき、動脈硬化を促進させるため、

脳卒中の発作によって起きる脳血管性認知症のリスクを高めるのは当然の結果です。

 

しかし、それだけではなく、糖尿病があるというだけで、

アルツハイマー型認知症になる確率が約2倍になるという研究報告があるのです。

 

また、糖尿病の人は、認知症を発症していなかったとしても、

脳の中枢の記憶装置である「海馬」の体積が、健康な人に比べて

5%ほど萎縮しているという報告もあります。

これは血糖値の高い状態が続くことによって、

神経細胞がダメージを受けて死滅してしまったためと考えられています。

実は、インスリンの分泌とアミロイドβの発生には、深い関係があるのです。

 

糖尿病から認知症に

 

そもそも、私たちの体内では、膵臓から分泌される「インスリン」というホルモンが、

脳の栄養源であるブドウ糖の働きをコントロールしています。

ところが、食べすぎや運動不足の状態が続くと、このインスリンが不足したり、

うまく働かなくなったりして、ブドウ糖が血液中に溢れてしまいます。

これが血糖値の上昇です。

 

インスリンは、ブドウ糖とともに脳の中に取り込まれ、

神経細胞の記憶や情報の伝達に関して重要な役割を果たしています。

そして、使用済みのインスリンは、インスリン分解酵素の働きで分解されるのですが、

そのついでに、アミロイドβも分解してくれます。

インスリン分解酵素は、脳のゴミを掻き出す“掃除人”の役割をも担っているのです。

 

健康な人の場合は、ブドウ糖の量に合わせてインスリンが分泌され、

血糖値がちょうど良いレベルに保たれます。

 

ところが、血糖値が上がって、分泌されるインスリンの量が増えすぎると、

インスリン分解酵素が本業であるインスリンの分解に追われてアミロイドβの掃除まで

手が回らなくなり、アミロイドβが蓄積してしまいます。

その結果、神経細胞がダメージを受けて死滅していくのです。

 

このようなメカニズムが明らかになり、最近ではアルツハイマー型認知症を

“脳の糖尿病”と呼ぶこともあります。

 

糖尿病の合併症としての認知症

 

脳の神経細胞の栄養源として、ブドウ糖は不可欠なものですが、

増えすぎると私たちの体にとっては害を及ぼすものとなります。

 

糖尿病は、全身の血管にダメージを与えます。

太い血管が障害されると「心筋梗塞」「脳卒中」という生命に関わる合併症につながりますが、

細い血管にも血行障害が起きるため、「網膜症」「腎症」「神経障害」を引き起こします。

いわゆる“三大合併症”です。

最近は、これらに加えて「認知症」と「歯周病」も、糖尿病の合併症と見なされるようになりました。

 

空腹時血糖値は、110mg/dl以下であれば正常範囲とされています。

それを超えると、126mg/dlまでなら「糖尿病予備軍」、126mg/dlを超えると「糖尿病」と診断されます。

しかし、認知症のリスク回避という側面から考えれば、さらに厳しく管理することが必要になります。

 

実は、5年、10年というスパンで調査をした結果、血糖値が平均108mg/dlで“ギリギリセーフ”の人よりも、

平均92mg/dlと低めにコントロールできていた人のほうが、認知症になりにくいことが分かっています。

 

もちろん血糖値が下がりすぎて「低血糖」にならないように注意することは必要ですが、

糖尿病については、血糖値を基準値以内の低めに保つほど認知症を発症するリスクが低くなり、

安心だということです。

 

そして、糖尿病をはじめとする生活習慣病は、予防することが可能です。

仮にライフスタイルの改善や早期の治療によって、生活習慣病をすべて排除できれば、

アルツハイマー型認知症の患者の数を飛躍的に減らすことができるというシミュレーションデータもあります。

 

実際に、欧米では認知症の患者数が確実に減少してきています。

それは肥満や糖尿病などを減らすために、政府主導で実施してきた生活習慣病対策の効果が

現われ始めているからだと言われています。

 

正しい生活習慣は、脳にゴミやシミを作らないことに直結するのです。

「認知症にならない人がやっている脳のゴミ掃除 より」

日時:2017年5月11日 PM 02:08
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