睡眠は脳と体の疲労回復、特に大脳のメンテナンスには
必要不可欠です。
そして、心臓と血管を回復させる重要な時間でもあるのです。
就寝・起床時刻を一定にするほか、休日前の夜更かし、
休日の寝坊や昼寝のしすぎは避けましょう。
毎朝、太陽光を浴びることも体内時計の調整に効果的です。
体内時計が整って昼間と夜間のメリハリがついてきます。
睡眠は量より質が重要。横になるだけで血管が楽になる
寝ている時間がもったいない!という人もいますが、
そんなことはありません。
睡眠は脳と体の疲労回復、
特に大脳のメンテナンスには必要不可欠なのです。
そして、睡眠は眠った時間の長さではなく、
いかに熟睡するかが大切なのです。
私たちの体は、24時間自律神経の働きにより、
睡眠時も呼吸や心拍が止まることなく機能しています。
昼間は、体を活動的にする交感神経が優位に働き、
体温が高く、心拍も増えて血圧も上がります。
睡眠中は、体を休息させる副交感神経が優位になり、
体温が下がり、血管が広がって心拍数も血圧も低下します。
つまり、睡眠は心臓と血管を回復させる重要な時間でもあるのです。
そこで、良質な睡眠を得るために就寝、
起床時刻を一定にすることを心がけましょう。
毎日同じ時刻に寝起きしていると、
体内時計が整って昼間と夜間のメリハリがついてきます。
昼間は活動レベルが高くなり、
夜間は低くなってぐっすり眠れるようになります。
<眠れないパターンを知る>
不眠症の種類は、
次の4つのパターンに分けられます。
まずは、眠れないパターンを知りましょう。
睡眠の背後に心身の病気が潜んでいない場合、
生活リズムを変えることでずいぶん症状は改善できます。
就寝・起床時刻を一定にするほか、
休日前の夜更かし、
休日の寝坊や昼寝のしすぎは避けましょう。
毎朝、太陽光を浴びることも
体内時計の調整に効果的です。
<不眠症の種類>
・入眠障害・・・寝つきが悪い
・中途覚醒・・・夜中に目が覚める
・熟眠障害・・・眠りが浅い
・早期覚醒・・・早く目が覚める
「動脈硬化を予防する!最新治療と正しい知識 より」