食事を摂るときは、脳のためにも、よく噛んで食べるようにしましょう。
それだけのことで、脳の働きはよくなっていきます。
「噛む」という行為は、咬筋という頬の奥の筋肉を動かすことです。
咬筋を動かすと、脳内の血のめぐりがよくなり、頭の働きが活発化するのです。
脳内の血のめぐりがよくなれば、当然、脳内の新陳代謝は活発になり、
脳の働きはよくなっていきます。
さらに、噛むという行為は、脳への適度な刺激にもなります。
咬筋は脳神経と密接につながっているので、ここを動かせば、
脳へ刺激を与えられます。
加えて、モノを噛めば、歯の歯根膜が圧力を受けます。
この歯根膜への圧力も脳に伝わって刺激となります。
これもまた、脳の活性化につながります。
というわけで、モノを食べるときは、よく噛んで食べましょう。
逆に言えば、あまり噛まなくてもいい食べ物ばかりを摂っていると、
脳は活性化しにくいのです。
頭をよくするには、硬い食べ物を食べたほうがいいのです。
「脳(あたま)にいいこと全部やってみよう! より」