「老化」と聞いたとき、どんな変化を思い浮かべますか?
顔のシミやシワ、老眼、体力の衰え……。
それらももちろん老化の1つですが、根本的な老化とは「血管が衰えること」です。
わかりやすく言うと、血管の衰えとは「動脈硬化」のことです。
動脈硬化とは、血管が「硬くなること」「狭くなること」「血栓で詰まりやすくなること」。
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に
動脈硬化が見られるようになります。
動脈硬化が起こる最大の原因は、なんといっても「加齢」です。
これは、たとえどんなに健康な人であっても、避けて通れない要因です。
ショッキングに聞こえるかもしれませんが、人間は「産まれた瞬間から老化が始まっている」
と言えます。
つまり、誰もが動脈硬化の原因を持っているということになります。
それが「遅く起こるか」「早く起こるか」という違いだけなのです。
だから「動脈硬化を完全に予防する」というのは、どんなに健康な人であっても不可能な話です。
厳しく聞こえるかもしれませんが「動脈硬化になる時期を、出来るだけ先送りにする」
という考え方が正しいのです。
けれども、悲観的になることはありません。
反対に言えば「血管が若々しく保たれていれば、いつまでも健やかに過ごせる」ということだからです。
「しなやかな血管が健康の10割 より」
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。
老化と上手く付き合うためにご活用いただければ幸いです。