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脳梗塞を予防する栄養素 <納豆>

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<ドロドロ血の人は血栓を溶解する作用のある納豆を>

 

 血栓を予防するには香味野菜などの抗血栓野菜や青背魚が効果的ですが、

すでにドロドロの血になってしまっていることが医師から指摘された血栓予備軍の人には、

納豆をお勧めします。

 

 納豆は、煮た大豆に納豆菌を加えて発酵させたものですが、そのときに納豆菌が

大豆を餌にしてナットウキナーゼという酵素をつくります。

このナットウキナーゼに血栓を溶解する作用があるのです。

 

 ナットウキナーゼは、倉敷芸術科学大学の須見洋行医学博士が、

アメリカのシカゴ大学で脳梗塞や心筋梗塞などに対する血栓溶解の酵素を

研究していたときに偶然発見したものです。

人工的につくった血栓と納豆を、体温に近い37度の環境で一緒に放置したところ、

血栓が徐々に溶解し、18時間後には完全にとけてしまったそうです。

 

 発見された当時、血栓を溶解する酵素としては、尿に含まれるウロキナーゼの研究が

進んでいました。

そこで、納豆の中の酵素で、同じように血栓の溶解作用があることから、

ナットウキナーゼと命名されました。

発見後、ナットウキナーゼの効能は、幾多の動物実験、ボランティアによる人間の実験で

確認されています。

 

 ヒトの体内には血栓を作る酵素が数種類ありますが、血栓を溶解する酵素は

プラスミンしかありません。

ナットウキナーゼは、そのプラスミンに酷似しています。

 

 大豆を原材料とする味噌や醤油にも酵素が含まれていますが、ナットウキナーゼのように

血栓を溶かす酵素を含有するのは納豆だけです。

 

<納豆は病院で使用する高価な血栓溶解剤に匹敵する>

 

 病院では血栓が発見されると、溶解作用のある酵素のウロキナーゼを投与します。

ウロキナーゼはよい酵素ですがとても高価です。

いっぽう、ナットウキナーゼは、1日に市販の納豆1パックを食べれば必要量を十分に

摂取できます。

わずか数10円で血栓溶解の効果を得ることができるのです。

 

 それに、ウロキナーゼは血管に点滴注射して血栓を溶かすので「薬づけ」の

様相を呈します。

納豆は夕食事においしく食べさえすれば、もうそれでいいわけですから、

その面でも大きな違いがあります。

 

<納豆は晩ご飯に食べるのが最も効果的>

 

 ナットウキナーゼの血栓溶解効果は、8時間にもおよびます。

血栓を溶解する活性持続がとても長いのです。

 

 口から入った食べ物は咀嚼されてデンプンと混ざり、食道を通って胃にたどりつきます。

すると、強酸性の胃の中で消化酵素のペプシンが働き、消化が開始されます。

胃での消化物は十二指腸へと進み、膵液アミラーゼ、リパーゼ、トリプシンなどの

酵素の働きによって化学変化し、腸へと送られ、腸から血液中に吸収されます。

ナットウキナーゼもここで吸収されて血栓の溶解が始まるわけですが、

ここまでに必要な時間は2時間から4時間だといわれています。

 

 一方、血栓ができやすいのは血液濃度が最も高いときであり、

それは睡眠に入って2時間から3時間経過した頃です。

夜の12時に寝たならば、午前2時から3時頃が血栓のできやすい時間帯といえます。

 

 つまり、12時に就寝する場合、午後7時から9時までの間に納豆を食べれば、

早くて9時、遅くても午前1時には血液に吸収され、そこから8時間にわたり

血栓を溶解してくれます。

血栓のできやすい午前2時から3時には十分にその効用を発揮できるというわけです。

 

 一般には、納豆は朝食に食べることが多いようですが、血栓、脳梗塞、心筋梗塞の

予防のためには、夕食に食べるようにしてください。

 

<青ジソ納豆、タマネギ納豆は血栓溶解のダブル効果食品>

 

 これまで述べてきたように、納豆にはいくつもの効果があり、日本が生んだ最高の栄養食品

といえますが、毎日食べていると飽きるかもしれません。

そこで、他の食材をプラスすることをお勧めします。

 

 血栓溶解効果をより高めるのであれば、「青ジソ納豆」、「刻みトマト納豆」などが

お勧めです。

セロリ、ニラ、青ジソ、パセリ、黄ピーマン、トマトなどの香味野菜に含まれるピラジンには、

血流をよくする作用があるので、ダブル効果が期待できます。

タマネギのイオウ化合物も同様で、「タマネギ納豆」もダブル効果食品です。

 

 脂質の摂り過ぎを気にしている人には「オクラ納豆」がいいでしょう。

オクラは、強いコレステロール低下作用などを持つα-リノレン酸を多く含んでいるからです。

 

 好みの問題になりますが、納豆にはヌルヌルした食品が食間的にも合うので、

ヤマイモ、ナメタケ、メカブを加えた「ヤマイモ納豆」、「ナメタケ納豆」、「メカブ納豆」などは

いかがでしょう。

「梅干し納豆」もなかなかのものです。

 

 そのほか、変わったところで、生食用のカキを細かく刻んで混入する「生カキ納豆」も

いいですし、「ソバ新芽納豆」「アボカド納豆」なども、たいへんおいしいと感じます。

 

 納豆が使われた郷土料理もあります。

東北では、「ゴト納豆」「雪の夜汁」をよく食べています。

山形には納豆とともにサトイモ、ダイコン、ニンジン、コンニャク、豆腐を味噌汁風に

調理した「納豆汁」も浸透しています。

 

 このように好みや食文化のもと、病気を防ぐ野菜や果物を納豆に加えて、

目先を変えて食べてみてはいかがでしょう。

 

 なお、納豆には血液を凝固させるビタミンK2も含まれています。

これが強力なナットウキナーゼの効用をバランスよく調整しているのですが、

血栓症の治療に用いられる経口抗凝固剤のワーファリンと一緒に摂ると、

その効き目を消失させてしまうため、ワーファリンを処方されている人は、

納豆を食べるのを控えたほうがいいでしょう。

「病気にならない食事法 より」

 

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 近年、日本人の死因の上位占めているガン・心筋梗塞・脳血管系の疾患、

そして高血圧症などの生活習慣病の多くは、戦後、日本人の食生活が欧米化し、

動物性食品を多くとるようになったことに起因すると言われています。

 

 長寿のためには、動物性食品を控えた方が良いという事ですが、動物性食品を

摂らないことからビタミンB12を摂取できなくなる恐れがでてきます。

ビタミンB12を摂取できないことで、脳のビタミンとしての作用が欠落してしまうという

深刻な問題も起きています。

 

 ビタミンB12は、肉や魚介類、卵、乳類などの動物性食品には多く含まれますが、

原則として植物性食品には含まれません。

植物性でも例外的に、納豆やみそなど発酵食品、のりなどの海藻に含まれます。

しかし、食べ物に含まれるビタミンB12は、そのままの形では吸収されません。

胃から分泌された内因子と結合する必要があるのです。

このために胃を切除した人では、ビタミンB12が欠乏して貧血をおこすことがあります。

 

 また、現在60歳以上の人の20パーセントでビタミンB12の欠乏が見られます。

これは歳をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。

血液検査では見つけられないような軽度のビタミンB12の欠乏でも、

認知症に似た神経異常を引きおこすことがあります。

とくに高齢者では、ビタミンB12の値が基準値の範囲にあっても、それが下限値の場合には、

記憶障害をおこすことが知られています。

 

 ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは

促進する作用があります。

同時に、動脈硬化の原因となるホモシステインや活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす

非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。

 

 ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を正常に働かせるために必要な栄養素です。

十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が

起こりやすくなります。

また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。

 

2015年3月31日
「頭のビタミン」ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸

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 B6とB12は神経細胞に多く含まれているため、「頭のビタミン」と呼ばれています。

 

 B6は、タンパク質をバラバラに分解してアミノ酸にする酵素や、あるアミノ酸を

別のアミノ酸にモデルチェンジする酵素のはたらきを助けています。

 

 炭素一個の単位であるメチル基を、分子から分子へと移動する化学反応を

メチル化と呼んでいます。

メチル化は伝達物質やホルモンの合成に欠かせないですが、

これを進めるのに必要なが、B12と葉酸です。

 

 もしB6が不足すれば、「幸福物質」セロトニンの生産が落ちてしまいます。

脳内はセロトニン不足になりますから、何かのきっかけでうつになりやすい。

B6はストレスを緩和しますが、ストレスはB6を消費します。

もしB6不足で、ストレスを受けているなら、うつに向かっているのかもしれません。

 

 B6や葉酸が不足ぎみの人は多いのです。

イギリスのキングスカレッジ病院は、うつや統合失調症の、精神化の入院患者123人の

血液を調べたところ、その半数は葉酸レベルが低かったことを公表しました。

そこで、葉酸か偽薬を6ヶ月間与えたところ、葉酸グループだけに気分の向上が

見られたといいます。

葉酸の不足が気落ちの原因となることがわかります。

 

 1960年代から、精神科の患者さんにB12や葉酸が不足していることが多いことは

指摘されてきました。

1967年、ランカスタームーア病院のカーニー博士は、精神科の患者さんは

B12や葉酸が不足していることが多いため、まず、ビタミンレベルを調べることを

提唱しました。

 

 もし、B12が不足すると、感覚が鈍くなり、思考力も落ちます。

じつに、認知症患者の半数にB12不足が見られるといいます。

 

 それぞれのビタミンはつぎの食べ物に多く含まれます。

 

B6は、サバ、カニ、インゲン、バナナ、ブロッコリー、ホウレンソウ、ニラ、キャベツ。

B12は、ハマグリ、ウニ、チーズ、シジミ、ウズラの卵、スジコ、ウシ、ブタ、トリのレバー。

葉酸は、酵母、ウシやブタのレバー、胚芽、ホウレンソウ、ダイズ、ジャガイモ、アズキ。

「食べ物を変えれば脳が変わる より」

 

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 近年、日本人の死因の上位占めているガン・心筋梗塞・脳血管系の疾患、

そして高血圧症などの生活習慣病の多くは、戦後、日本人の食生活が欧米化し、

動物性食品を多くとるようになったことに起因すると言われています。

 

 長寿のためには、動物性食品を控えた方が良いという事ですが、動物性食品を

摂らないことからビタミンB12を摂取できなくなる恐れがでてきます。

ビタミンB12を摂取できないことで、脳のビタミンとしての作用が欠落してしまうという

深刻な問題も起きています。

 

 ビタミンB12は、肉や魚介類、卵、乳類などの動物性食品には多く含まれますが、

原則として植物性食品には含まれません。

植物性でも例外的に、納豆やみそなど発酵食品、のりなどの海藻に含まれます。

しかし、食べ物に含まれるビタミンB12は、そのままの形では吸収されません。

胃から分泌された内因子と結合する必要があるのです。

このために胃を切除した人では、ビタミンB12が欠乏して貧血をおこすことがあります。

 

 また、現在60歳以上の人の20パーセントでビタミンB12の欠乏が見られます。

これは歳をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。

血液検査では見つけられないような軽度のビタミンB12の欠乏でも、

認知症に似た神経異常を引きおこすことがあります。

とくに高齢者では、ビタミンB12の値が基準値の範囲にあっても、

それが下限値の場合には、記憶障害をおこすことが知られています。

 

 ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは

促進する作用があります。

同時に、動脈硬化の原因となるホモシステインや活性酸素(ふえすぎると体に害を

及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。

 

 ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を正常に働かせるために必要な栄養素です。

十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が

起こりやすくなります。

また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。

2015年3月26日
糖尿病が脳卒中の危険因子であることは意外に知られていないそうです

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糖尿病の人では脳梗塞が起こりやすい

 

 脳梗塞は突然起こり、命を奪うこともある恐ろしい病気で、命は助かっても

麻痺などのために不自由な生活を強いられることが多いのです。

 

 日本では脳血管疾患(脳出血や脳梗塞など)の発症率が高く、患者数は136万5,000人。

発症するとしばしば長期の入院が必要となり、入院期間の平均は101.7日となっています。

 

 糖尿病患者は、糖尿病でない人の2〜3倍なりやすく、脳梗塞になった人の約半数に

糖尿病がみられることは意外に知られていません。

 

 なぜ糖尿病の人がこれらの病気になりやすいかと言うと、脳梗塞は動脈硬化のために

血液が流れなくなって起こる病気であり、糖尿病はその動脈硬化の進行を早めてしまう

からです。

 

糖尿病ネットワーク

http://www.dm-net.co.jp/calendar/2007/01/005176.php

 

糖尿病が脳卒中の危険因子であることを知っているのは4

 

 脳卒中について「だいたいどんな病気か知っている」という人は8割近く、

脳卒中の危険因子として知っている病気で高血圧を挙げた人は9割以上でした。

 

 しかし、糖尿病も脳卒中の危険因子となることを知っている人の割合は

その半分以下に減りました。

 「脳卒中になりやすいと思われる人をすべて選んでください」という質問では、

6〜8割の人が、喫煙者(78.3%)、肥満者(73.8%)、高齢(72.7%)、大酒家(64.3%)、

運動習慣のない人(61.5%)、血縁者に脳卒中になったことがある人(57.3%)を選び、

多くの人が脳卒中を引き起こす因子を理解していました。

 

 ただし、危険因子である「男性」を選んだ人は23%、「経口避妊薬を長期間服用している人」

は4.2%と低い回答でした。

 

 自己の検査結果で、総コレステロール値が高かった人が38.5%、血圧が高かった人が

21.5%、血糖値が高かった人が12.3%。

しかし、これまでに病気にかかったことがあるかとの問いでは「高血圧」17.2%、

「高脂血症/高コレステロール血症」16.2%、「糖尿病」6.8%と実際より低く、

これらの疾患が病気であることを認識していない人がかなり多いことが分かりました。

 

糖尿病ネットワーク

http://www.dm-net.co.jp/calendar/2006/04/003504.php

 

日本脳卒中協会は、毎年5月25日から31日までを脳卒中週間として脳卒中の予防を

呼びかけています。

脳卒中は危険因子を除去することで、予防に努めることもできることから、

下記の「脳卒中予防10か条」を作成し普及に努めています。

 

脳卒中予防10か条

 

 1.     手始めに 高血圧から治しましょう

 2.     糖尿病 放っておいたら悔い残る

 3.     不整脈 見つかり次第すぐ受診

 4.     予防には タバコを止める意志を持て

 5.     アルコール控えめは薬 過ぎれば毒

 6.     高すぎる コレステロールも見逃すな

 7.     お食事の 塩分・脂肪控えめに

 8.     体力に 合った運動続けよう

 9.     万病の 引き金になる太りすぎ

10.  脳卒中 起きたらすぐに 病院へ 

 

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 認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。

ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を

防ぐことができるのです。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると

急に増加するといわれています。

 

 脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって

血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、

脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、

段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

 

 脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから

脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが

大切なのです。

 

 ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは

促進する作用があります。

同時に、動脈硬化の原因となるホモシステインや活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす

非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。

 

 ホモシステインはLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。

また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の

異常を引き起こします。

その結果、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞になるのです。

もしビタミンB群のビタミンB12や葉酸があれば、ホモシステインは分解されます。

 

 しかしビタミンB12や葉酸が欠乏していると、ホモシステインが増え、

その結果、血栓ができ、心筋梗塞や脳梗塞になります。

 

 ビタミンB12は、大量かつ配合によって効果的に働き、そして、ビタミンB群は

バランス良く摂ることで相乗効果を発揮します。

ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。

十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が

起こりやすくなります。

また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。

 

2015年3月24日
朝スッキリ目覚めていますか?

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セロトニン神経を鍛えましょう》

 

 朝はスッキリと目覚め、すぐに活動できますか?

寝起きが悪い、目覚めてからも身体が重い、やる気が起きない、落ち込みやすい、

すぐにイライラしてしまう・・・。

そんな不調を抱える人が非常に増えています。

 

 温度調節された快適な生活、パソコンの普及、日用品化した携帯電話、昼夜問わず

いつでも起きていられる環境と、私たちの生活はこの20〜30年の間に急激に変化しました。

 

 しかし、生活が一変したことに対して、私たちの脳は対応しきれずにいます。

その結果、私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という

神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな

依存症などを引き起こす原因になっています。

 

 この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど

日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

 この神経を鍛えることでスッキリ爽快な毎日を実現し、幸せ脳で充実した日々を

送ることができるようになります。

 

心と身体の準備を整えるセロトニン神経》

 

 私たちの脳の中で働く脳内神経細胞のひとつ、セロトニン神経が働くのは、

主に私たちが起きているときです。

朝起きてすぐにセロトニン神経が活動し始めると、心身共に元気で、爽快な朝を

迎えることができます。

 

 一方、セロトニン神経が弱っていると、朝起きてもなかなか調子があがりません。

 

 このセロトニン神経の働きは、車のアイドリング状態に似ています。

車のアイドリング状態というのは、車がいつでも走り出せるよう準備が整った状態で、

アクセルやブレーキを踏んでいるときのように直接行動を起こす働きではありません。

 

 セロトニン神経の働きも同様で、心と身体がスムーズに活動できる準備状態を

作り出します。

「ビジネス脳・幸せ脳・健康脳 より」

 

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 脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンやアセチルコリン、

ドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに

行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。

しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、

イライラしたり、落ち着かなくなったりします。

 

 イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニン、アセチルコリン、

ドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分や

ビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を

放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

 一般にビタミンB群は、一つが欠乏するときには他のビタミンも欠乏していることが

多いのです。

もちろん、すべてのビタミンが老化防止に必要であることはいうまでもありませんが、

B類のビタミンB12、B6、葉酸は老化を防ぐうえでも、もっとも重要なビタミンとされます。

 

 現在60歳以上の高齢者の二割の人に、ビタミンB12の欠乏が見られるということです。

これは年をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。

また、高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を

考えるべきだという学者もいます。

 

 ビタミンB12は、肉や魚介類、卵、乳類などの動物性食品には広く含まれますが、

原則として植物性食品には含まれません。

ただし、おもしろいことに、納豆やみそ、たくあんなど、日本に古くからある保存食には、

植物性でも例外的にビタミンB12が含まれています。

これは、発酵の過程でビタミンB12が作られるためと考えられます。

 

 ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは

促進する作用があります。

同時に、動脈硬化の原因となるホモシステインや活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす

非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。

ビタミンB12は、大量かつ配合によって効果的に働き、そして、ビタミンB群は

バランス良く摂ることで相乗効果を発揮します。

ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。

 

 十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が

起こりやすくなります。

また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。

2015年3月23日
食の細い高齢者では水分不足が脳梗塞にもつながります

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もっとも大切なのは水。

 皆さんは、五大栄養素だけでなく、次々に解明される食品の機能性成分に気をとられて、

水の重要性を忘れてはいないでしょうか。

 

 生き物にとって最もたいせつなのは水。

人間の体の約60%は水分です。

これは血液やさまざまな代謝に必要な体液のもとになり、発汗などで熱を逃がし、

体温調節の役割もします。

1日の水分摂取量は食物から1リットル、飲料水から1.2リットル。加えて体内でつくられる

代謝水で0.3リットルと合計2.5リットルにもなります。

 

 ことに夏場は、脱水症にならぬように、水分補給に勤めることがたいせつです。

食事量が少ないと、食物からの水分が不足するので脱水し、しかも高齢になると

本人ものどの渇きを自覚しにくいため、気づかずに弱って危険になることもあります。

 

 脱水すると、血液がドロドロになって、知らぬ間に小さな脳梗塞が複数できていることが

あります。

これらが認知症の原因になるともいわれています。

排泄の世話をかけるのを遠慮し、夕方から水分を取らないようにしているという話も

聞きます。

周囲の気づかいで高齢者の水分不足を防いでください。

 

 血液は、食生活や不規則な生活、喫煙、ストレスなどによって流れにくくなります。

血管に合わせて自在に変形できる赤血球が、膜がかたくなって変形しにくくなったり、

白血球が粘着しやすくなったりして流れが悪くなってしまうのです。

これがいわゆる“ドロドロ血液”です。

一時的な場合は、悪い要因を改善すればすぐにサラサラに戻るのですが、

慢性的になると、簡単には戻りません。

根気よく食事や生活の改善を続ける必要があります。

さらに、水分が不足しがちで、暑さによるストレスを感じやすい真夏は特に血液が

ドロドロになります。

体のすみずみまで血液が気持ちよく流れることが元気の秘訣。

血液をサラサラに保って猛暑を乗りきりましょう。

「栄養と料理 より」

 

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 認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。

ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を

防ぐことができるのです。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると

急に増加するといわれています。

 

 脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって

血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が

徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、

段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

 

 脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから

脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが

大切なのです。

 

 ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは

促進する作用があります。

同時に、動脈硬化の原因となるホモシステインや活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす

非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。

ビタミンB12は、大量かつ配合によって効果的に働き、そして、ビタミンB群はバランス良く

摂ることで相乗効果を発揮します。

ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。

 

 十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が

起こりやすくなります。

また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。

2015年3月19日
「血液サラサラ」はほんとうにいいの?−怖いのは「血液ドロドロ」だけではない−

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◎「ドロドロ」VS「サラサラ」の勝者は

 

 血液は枝分かれするたびに細くなり、ついには毛細血管に到達します。

このとき、血液がドロドロだったら、毛細血管を通過することはできません。

 

 そうなると、栄養補給も老廃物の除去も夢物語に終わり、体じゅうが酸欠状態となるか、

栄養失調で死亡という事態もありえます。

 

 それなら、血液サラサラがいちばんいいのかといえば、これも困ります。

もし、血液が水のようにサラサラだったら、どうなるのでしょうか。

血管内の抵抗がなくなるため、血圧が大きく下がり、大抵血圧が発生します。

歩いている人は全員、フラフラ歩きになり、なかには倒れる人も出るでしょう。

脳は記憶力が低下して、思考も困難になります。

 

 なにより困るのは、大貧血が発生することです。

血液が水のようにサラサラになると、浸透圧によって赤血球が水でふくらみ、

ついには破裂します。

赤血球が全滅すると、酸欠が起きて疲労感でいっぱいになります。

 

◎水分補給と熟睡が適度な血液濃度を保つ

 

 物事には程度があります。

ドロドロの度が過ぎても困るし、水のようにサラサラすぎても困るのです。

つまり、血液には適度な粘り気(粘稠度)が必要なのです。

 

 人間の場合、粘稠度は、朝と晩で変わります。

重症閉塞型睡眠時無呼吸症候群の患者さんと健康な人たちとを比較したところ、

重症閉塞型睡眠時無呼吸症候群の患者さんの方が、朝、晩ともに粘稠度が高かったと

報告されています。

 

 一般的に、朝方の粘稠度は夕方より高いとの報告もあります。

でから、朝起きたら、必ずコップ1杯の水を飲むようにしましょう。

適度な粘稠度を保つには、脱水は最大の敵です。

 

 循環がもっとも喜ぶ粘稠度にするには、

 1.  水分補給

 2.  熟睡

 の2点を心がけてください。

「詰まらない破れない 血管を強くする本 より」

 

*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*

 

 認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。

ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を防ぐことが

できるのです。

 

 隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると

急に増加するといわれています。

 

 脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによっ

て血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、

脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

 

 一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、

段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

 

 脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、

ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、

脳の健康を守ることが大切です。

 

 ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは

促進する作用があります。

同時に、動脈硬化の原因となるホモシステインや活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす

非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。

ビタミンB12は、大量かつ配合によって効果的に働き、そして、ビタミンB群はバランス良く

摂ることで相乗効果を発揮します。

 

 ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために

必要な栄養素です。

十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が

起こりやすくなります。

また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。

2015年3月17日
「ホモシステイン」心筋梗塞、脳卒中、アルツハイマーの隠れ原因

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 近年、動脈硬化の原因として新しく注目されているものに、ホモシステインというものが

あります。

 

 虚血性心疾患である心筋梗塞の発作を起こした人の2割程度にしか高コレステロール血症

が見られないことから、これまで長い間、コレステロール以外に動脈硬化の原因となるものが

あるのではないかと考えられていました。

 

 そうして、ホモシステインがそのひとつの原因だと注目を集めるようになった

というわけです。

では、このホモシステインとは何なのでしょうか。

 

 ホモシステインとは、タンパク質を生産するのに必要な必須アミノ酸の一種です。

私たちの体にとってたいせつなタンパク質は、肝臓でさまざまなアミノ酸を材料にして

作られます。

しかし、このタンパク質を作るアミノ酸のひとつであるメチオニンを作る最中、

硫黄をもったアミノ酸であるホモシステインができます。

このホモシステインが作られる最中に、ビタミンB6が不足するとホモシステインから、

システインへの代謝が低下してホモシステインが余った状態になってしまいます。

そのため、血液中のホモシステインの数値が上昇するというわけです。

このホモシステインが動脈の壁に沈着すると、酸化される過程で血栓を引き起こし、

血管を傷害して動脈硬化を引き起こすのです。

 

 米国のマサチューセッツ・ジェネラル・ホスピタルのピーター・ケリー博士らの研究チーム

によれば、1万1000人の患者数を調べた結果、ホモシステインの血液中の濃度が高い人は、

脳卒中になる危険度が75%高まると報告しています。

また、実際に脳卒中を発病した人は、ホモシステインの血液中の濃度が普通の人よりも

平均して18%高かったといいます。

 

 さらに、欧米の大規模な臨床研究により、血液中のホモシステイン濃度が高いと

動脈硬化のみならず、心筋梗塞、脳梗塞、アルツハイマー病などの原因となることが

わかっています。

 

 体にとって危険なホモシステイン濃度を低下させるには、その産生を抑えるビタミンB6の

ほか、葉酸やビタミンB12をとることが必要。

そのためアメリカではこれらのサプリメントが大ブームとなっています。

日本でも近いうち、ホモシステインの数値が血液検査の項目に加わるのが当たり前と

なる日が近いかもしれません。

「血圧と血液サラサラの常識が変わった! より」

 

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 近年、日本人の死因の上位占めているガン・心筋梗塞・脳血管系の疾患、

そして高血圧症などの生活習慣病の多くは、戦後、日本人の食生活が欧米化し、

動物性食品を多くとるようになったことに起因すると言われています。

 

 長寿のためには、動物性食品を控えた方が良いという事ですが、動物性食品を

摂らないことからビタミンB12を摂取できなくなる恐れがでてきます。

ビタミンB12を摂取できないことで、脳のビタミンとしての作用が欠落してしまうという

深刻な問題も起きています。

 

 ビタミンB12は、肉や魚介類、卵、乳類などの動物性食品には多く含まれますが、

原則として植物性食品には含まれません。

植物性でも例外的に、納豆やみそなど発酵食品、のりなどの海藻に含まれます。

しかし、食べ物に含まれるビタミンB12は、そのままの形では吸収されません。

胃から分泌された内因子と結合する必要があるのです。

このために胃を切除した人では、ビタミンB12が欠乏して貧血をおこすことがあります。

 

 また、現在60歳以上の人の20パーセントでビタミンB12の欠乏が見られます。

これは歳をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。

血液検査では見つけられないような軽度のビタミンB12の欠乏でも、

認知症に似た神経異常を引きおこすことがあります。

とくに高齢者では、ビタミンB12の値が基準値の範囲にあっても、それが下限値の場合には、

記憶障害をおこすことが知られています。

 

 ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは

促進する作用があります。

同時に、動脈硬化の原因となるホモシステインや活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす

非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。

 

 ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を正常に働かせるために必要な栄養素です。

十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすく

なります。

また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。

 

2015年3月16日
イライラしやすいなどの精神的な症状には栄養も関係

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 不足成分を補って、にっこり過ごしましょう

 

神経伝達物質の材料になる成分を補うことが大切です

 

 仕事がたまっていたり、疲れていたりするときに、自分の思いどおりに物事が進まないと、

イライラしやすくなります。

また、つねにイライラしやすく、状況によってキレやすくなるという人もいます。

こうしたイライラの原因は、脳の神経を伝達する機能の低下によって、

脳の緊張・興奮状態が過剰になっているのではないかと考えられています。

 

 脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンやアセチルコリン、

ドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに

行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。

しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、

イライラしたり、落ち着かなくなったりします。

 

 イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニン、アセチルコリン、

ドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分や

ビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を

放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

 それらの成分が不足する背景には、朝食を抜くといった欠食や、

栄養のバランスの悪さなどが考えられます。

忙しいからと食事をぬいていないか、好きなものばかり食べて偏食をしていないかなど、

自分の日頃の食生活をふり返り、食事リズムと栄養バランスを改善していくことが大事です。

 

アミノ酸、糖分、ビタミンB12、カルシウムを積極的にとりましょう

 

 食事をぬくと低血糖状態になるため、イライラしやすくなります。

そういう場合は、血糖値を早く上昇させるため、体内ですみやかにブドウ糖に換わる砂糖や

でんぷん質などの糖質をとりましょう。

コーヒーや紅茶に砂糖を入れて飲むのもいいですし、ご飯などの主食やいも類をとるのも

おすすめです。

 

 また、体内でブドウ糖が不足して血糖値が低くなると、血液中にあるトリプトファンや

コリンなどのアミノ酸の吸収が悪くなるため、それらから作られる神経伝達物質の

セロトニンやアセチルコリン、ドーパミンなどが不足してしまいます。

良質のたんぱく質(アミノ酸)が含まれる肉や魚介、卵、牛乳などをとりましょう。

神経伝達物質の生成に欠かせないビタミンB12はレバーや肉、魚介など、

動物性食品に多く含まれています。

 

 さらに、神経伝達物質を分泌するときに必要なカルシウムは、牛乳、桜えびなどの小魚、

大豆、大豆製品、大根の葉、かぶの葉、みずな、菜の花などの青菜から摂取します。

飲料水を、カルシウムが多く含まれるミネラルウォーターにするのもいいでしょう。

カルシウムは成人男女の場合、1日の目標摂取量は600mgほどですが、

日本人の半数以上が目標量に達していません。

カルシウムが不足すると、神経伝達のために骨を溶かして補うので、骨がもろくなります。

イライラだけでなく、骨粗しょう症予防のためにもカルシウムを積極的にとりましょう。

 

 また、緑茶や紅茶に含まれるテアニン、ウーロン茶に含まれるテオブロミンなどの

香り成分は、精神を鎮静する働きがあります。

イライラを感じたら、一杯のお茶で休息するのも効果的です。

「病気にならない人の食べるクスリの本 より」

 

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 ビタミンというと、一般的には、野菜などの植物性食品に多く含まれるというイメージが

強いようです。

しかし、実は、動物性食品にしか含まれないビタミンもあります。

それがビタミンB12です。

 

 ビタミンB12は腸で吸収されます。

しかし、その前に胃の内因子と結合することで吸収される状態を作っているので

胃を切除しているなどの場合は、胃の内因子なしで吸収される

ために大量のビタミンB12を補給する必要があります。

高齢で胃の粘膜が萎縮している人や膵臓に病気のある人も同様です。

また、透析を行っている人にも欠かせません。

糖尿病になると食べ物からビタミンB12の他、葉酸・ビタミンB6の吸収が阻害されるので

栄養補助食品やビタミン剤などで補う必要があります。

 

 ビタミンB12の働きとして、成長を促進し、子供の食欲を増進させる、

エネルギーを増大させる、脂肪・炭水化物・タンパク質が適切に使われるようにする、

集中力・記憶力を高めて精神を安定させる、などが挙げられます。

 

 また、神経細胞内の表面の脂質膜の合成にも関与しており、末梢神経の傷の回復にも

効果があります。

実際、腰痛などの治療にも採用されています。

腰痛や肩こり、手足のしびれに悩まされている人にもビタミンB12はおすすめです。

 

 もうひとつ忘れてはいけないのが、ホモシステイン血症との関わり。

遺伝的なもの以外では、ビタミンB12不足により引き起こされるホモシステイン血症は、

進行すると動脈硬化や心筋梗塞の危険性が高まるといわれています。

 

 ビタミンB12は、葉酸とともに核酸の合成を助け、脊髄、胃腸の粘膜などで活躍します。

 

 ビタミンB12は、大量かつ配合によって効果的に働き、そして、ビタミンB群はバランス良く

摂ることで相乗効果を発揮します。

ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。

十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が

起こりやすくなります。

また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。

2015年3月12日
ライフスタイル改善で脳梗塞を防ぐ

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 過食や運動不足が原因となって引き起こされる生活習慣病。

脳梗塞の危険因子は、その多くがこの生活習慣病です。

つまり、生活習慣病の改善なくして、脳梗塞の予防は成り立ちません。

その具体的な実践方法は、じつにシンプルで簡単です。

 

生活習慣病が脳梗塞の引き金に

 脳梗塞の危険因子には、加齢や性別、家族の病歴など変えようがないものもありますが、

この3つを除けば高血圧、糖尿病、喫煙などは、いずれも生活習慣に深く関連しています。

つまり、生活習慣の改善=脳梗塞の予防になるわけです。

まずは、自分の生活習慣を見直すことから始めましょう。

 

過食を防ぐ食事のコツ

 食事の見直しといっても、難しく考える必要はありません。

まずは、栄養バランスよりも、自分の「食事の摂り方」を把握することが肝心です。

早食い、大食い、間食、まとめ食い、欠食など不規則な食事をしていたら、

すぐに改める必要があります。

これらが日常的な習慣になっている場合は、おおむねカロリーオーバー、

つまり過食の傾向にあるためです。

 

こまめに歩くことから

 適度な運動は血行を促進して脂肪を燃焼するし、ストレス解消にも効果的です。

とはいえ、階段よりエレベーターやエスカレーター、ちょっとした移動にも自動車を使う、

というふうに日ごろから運動の習慣がない人が、いきなりハードな運動を始めるのは

逆効果です。

まずは、生活の中に運動を少しずつ取り入れることを心がけ、有酸素運動である

ウオーキングから始めてみましょう。

 

今すぐやめればまだ間に合う

 喫煙は、脳梗塞の重大な危険因子ですが、禁煙後2〜3年すれば脳梗塞のリスクを

軽減できるということも判明しています。

思い切ってたばことの腐れ縁を断ち切りましょう。

また飲酒については、毎日飲むことを避け、適量を守ることを心がけましょう。

 

【過食と肥満を防ぐ9か条】

1.    ゆっくりと間で食べる・・・早食いは過食のもとに

2.    朝食は必ず食べる・・・欠食はまとめ食いのもとに

3.    腹八分目を守る・・・残すことに罪悪感を持たない

4.    高カロリーの間食は控える・・・間食はあくまでも主食のつなぎ

5.    夜の間食は厳禁・・・寝る前の間食は肥満に直結

6.    食べるものを見えるところに置かない・・・見えなければ食べない

7.    盛りつけは1人前にする・・・まずは大盛りをやめる

8.    空腹時に買い物をしない・・・あれも、これもと買わない

9.    やけ食いをしない・・・別の方法でストレス発散

 

【運動不足解消の5つの心得】

1.    自分のことは自分でする・・・とにかくこまめに動く

2.    歩くことを趣味と結びつける・・・まずは外に出ることから

3.    歩きやすい靴を買う・・・しまわず、つねに玄関に出しておく

4.    エレベーターやエスカレーターを避ける・・・なるべく階段を利用

5.    万歩計を活用・・・自分の1日の歩数を把握し少しずつ増やす

 

 可能な範囲でライフスタイルを改善する。

簡単なようですが、長年続けてきた習慣を改めることは、なかなか難しいことです。

喫煙のように、他人にも悪影響をおよぼすものはともかく、食事や運動不足については

自覚しにくく、効果もすぐに表れないため続けにくいでしょう。

一度に全部改めようとせず、実現可能な目標設定することが重要です。

「エコノミスト より」

 

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 認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。

ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を

防ぐことができるのです。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると

急に増加するといわれています。

 

 脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって

血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、

脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、

段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

 

 脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を

健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

 

 ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは

促進する作用があります。

同時に、動脈硬化の原因となるホモシステインや活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす

非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。

 

 ホモシステインはLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。

また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や

血管の平滑筋の異常を引き起こします。

その結果、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞になるのです。

もしビタミンB群のビタミンB12や葉酸があれば、ホモシステインは分解されます。

 

 しかしビタミンB12や葉酸が欠乏していると、ホモシステインが増え、その結果、

血栓ができ、心筋梗塞や脳梗塞になります。

 

 ビタミンB12は、大量かつ配合によって効果的に働き、そして、ビタミンB群は

バランス良く摂ることで相乗効果を発揮します。

2015年3月11日
加齢を感じ始めたら脳と神経のビタミン

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 今から60余年前、アメリカの月刊誌『リーダーズダイジェスト』は、“赤いビタミン

(ビタミンB12)が悪性貧血の患者を救う特効薬だ”と報じてセンセーショナルな話題を

提供しました。

以来、“ビタミンB12”は、世界的に研究者の注目を集め、それに関連した研究には

いくつものノーベル賞が与えられてきました。

そして今では、ビタミンB12は、悪性貧血のみならず神経や免疫系にも効果があることが

明らかになり、高齢者のうつや認知症の予防等に利用されています。

 

 食べ物に含まれるビタミンB12は、そのままの形では吸収されません。

胃から分泌された内因子と結合する必要があるのです。

このために胃を切除した人では、ビタミンB12が欠乏して貧血をおこすことがあります。

 

 また、現在60歳以上の人の20パーセントでビタミンB12の欠乏が見られます。

これは歳をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。

血液検査では見つけられないような軽度のビタミンB12の欠乏でも、認知症に似た

神経異常を引きおこすことがあります。

とくに高齢者では、ビタミンB12の値が基準値の範囲にあっても、それが下限値の場合には、

記憶障害をおこすことが知られています。

近年、日本人の死因の上位占めているガン・心筋梗塞・脳血管系の疾患、そして高血圧症

などの生活習慣病の多くは、戦後、日本人の食生活が欧米化し、動物性食品を多くとるように

なったことに起因すると言われています。

長寿のためには、動物性食品を控えた方が良いという事ですが、一方では動物性食品を

摂らないことからビタミンB12を摂取できなくなる恐れがでてきます。

 

 ビタミンB12を摂取できないことで、脳のビタミンとしての作用が欠落してしまうという

深刻な問題も起きています。

 

 ビタミンB12は、肉や魚介類、卵、乳類などの動物性食品には多く含まれますが、

原則として植物性食品には含まれません。

植物性でも例外的に、納豆やみそなど発酵食品、のりなどの海藻に含まれます。

 

 ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは

促進する作用があります。

同時に、動脈硬化の原因となるホモシステインや活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす

非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。

 

 どのビタミンも老化を防止しますが、とくにビタミンB類はもっとも重要なビタミンとされます。

ビタミンB類には、ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、そして葉酸などが

含まれています。

ビタミンB類は、1つが欠乏しているときには、他のビタミンも欠乏していることが

多いようです。

また、ビタミンB群はバランス良く摂ることで相乗効果を発揮します。

 

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 「リブラ」は、植物の発酵過程で生じたビタミンB12を主成分に、ビタミンB1、B2、B6を

はじめ核酸の合成と貧血改善に役立つ葉酸、脳の血流を促すイチョウ葉エキス、

肝炎や循環器系によい田七人参、活性酸素を消去する羅漢果、免疫力を高める

アガリクスほかの優れた副成分を配合して生まれました。

 

 ビタミンB12の摂取量は5マイクログラムが必要(WHO)とされていますが、

「リブラ」は1包当り1500マイクログラム含有しています。

ビタミンB12は胃の内因子と結合することで吸収されるため、胃を切除している人や

加齢などで胃が萎縮している人は大量のビタミンB12を補給する必要があります。

 

 分子強制医学(ポーリング博士(ノーベル賞受賞)の「栄養を大量にとることによって

体を治せる」)に基づきビタミンB12を大量に摂ることによって、押し込み効果で

細胞の中まで浸透していくことができるのです。

ビタミンB12は、大量かつ配合によって効果的に働きます。

 

 ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために

必要な栄養素です。

十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が

起こりやすくなります。

また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。

 

2015年3月10日
血管を強く、しなやかにして認知症・脳血管障害を防ぐ

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 血液をサラサラにすると同時に、血管を丈夫にする必要があります。

血管を丈夫にするには、良質のたんぱく質やルチンを摂取することが大事です。

 

血管を丈夫にする成分

 良質のたんぱく質は、体内で合成できないので食べ物から摂取しなければならない

「必須アミノ酸」(9種類)を含むもので、魚類、肉類、牛乳、乳製品、卵、大豆などに豊富です。

また、毛細血管を強くするルチンの摂取も大切です。

 

血管を強くする成分が豊富な食べ物

 たんぱく質は筋肉や血液、血管などをつくり、ホルモンや酵素、免疫物質の成分になる

重要な栄養素です。

良質なたんぱく質が豊富な食べ物は魚介類、卵、肉類、大豆などです。

ルチンを多く含む食べ物はアスパラガスやダッタンソバなどです。

 

魚介類 良質のたんぱく質の宝庫、まぐろの赤身は美肌効果も

 魚は、必須アミノ酸がバランス良く含まれている良質なたんぱく質の宝庫です。

特に大型魚のまぐろやかつおは良質たんぱく質を摂るには格好の食べ物です。

 

 良質たんぱく質のまぐろの赤身とビタミンB群の組み合わせは新陳代謝を促進し、

きれいな肌をつくります。また、かつおの血合いや赤身は鉄分が豊富で、

貧血症の人にはもってこいの食べ物です。

あじやいわしなどの小魚も毎日ひと品食べれば効果的です。

 

卵でコレステロールは上がらないという説

 卵には、必須アミノ酸をバランスよく含む良質なたんぱく質が豊富。

卵白と卵黄には、それぞれコレステロールを除去する働きがあるシスチンやレシチンが

含まれており、最近では、卵を食べてもコレステロールは上がらないという報告もあります。

卵黄にはビタミンAや鉄、カルシウムなど、ビタミン、ミネラルが豊富です。

 

大豆・大豆製品 最高評価のたんぱく質摂取で血管を強化

 大豆や枝豆、豆腐などには、必須アミノ酸をバランスよく含む良質たんぱく質が豊富です。

大豆たんぱくは、これまで肉類や卵、牛乳・乳製品のたんぱく質に比べて低評価でしたが、

世界の最新の栄養評価法では、卵、牛乳とともに最高評価となっています。

 

 肉類に比べて脂肪や、コレステロール増加の心配がありません。

 

アスパラガス 穂先までしっかり食べて血圧降下、血管強化を

 美肌効果があるとされるアスパラギン酸が豊富ですが、穂先部分に豊富に含まれている

ルチンに、血圧を下げ、ビタミンCとともに働いて毛細血管を強くする作用があります。

脳血管性認知症(痴呆)の原因となる高血圧や動脈硬化の予防に役立ちます。

ルチンはダッタンソバにも豊富に含まれています。

「ビジネス脳・幸せ脳・健康脳 より」

 

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 認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。

ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を

防ぐことができるのです。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると

急に増加するといわれています。

 

 脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって

血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、

脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、

段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

 

 脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を

健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

 

 ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する

作用があります。

同時に、動脈硬化の原因となるホモシステインや活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす

非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。

 

 ホモシステインはLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。

また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の

異常を引き起こします。

その結果、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞になるのです。

もしビタミンB群のビタミンB12や葉酸があれば、ホモシステインは分解されます。

 

 しかしビタミンB12や葉酸が欠乏していると、ホモシステインが増え、その結果、

血栓ができ、心筋梗塞や脳梗塞になります。

 

 ビタミンB12は、大量かつ配合によって効果的に働き、そして、ビタミンB群はバランス良く

摂ることで相乗効果を発揮します。

ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。

十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすく

なります。

また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。

 

2015年3月 9日
ビタミンB12なぜ体にいいのか?

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 ビタミンB12は結晶が赤いことから「赤いビタミン」とも呼ばれています。

主な働きは赤血球の生成を助け、貧血を予防すること。

女性に多い貧血の原因は、鉄分の不足が挙げられます。

しかし、貧血にはもうひとつ原因があるのです。

それがビタミンB12の不足。

ビタミンB12は赤血球を形成、再生し、血液を作ることで、貧血を防いでくれるのです。

 

 そのほかの働きとしては、成長を促進し、子供の食欲を増進させる、

エネルギーを増大させる、脂肪・炭水化物・タンパク質が適切に使われるようにする、

集中力・記憶力を高めて精神を安定させる、などが挙げられます。

 

 また、神経細胞内の表面の脂質膜の合成にも関与しており、末梢神経の

傷の回復にも効果があります。

実際、腰痛などの治療にも採用されています。

腰痛や肩こり、手足のしびれに悩まされている人にもビタミンB12はおすすめの

サプリメントといえます。

 

 もうひとつ忘れてはいけないのが、ホモシステイン血症との関わり。

遺伝的なもの以外では、ビタミンB12不足により引き起こされるホモシステイン血症は、

進行すると動脈硬化や心筋梗塞の危険性が高まるといわれています。

 

 ビタミンB12は、葉酸とともに核酸の合成を助け、脊髄、胃腸の粘膜などで活躍します。

また、脳や神経とも関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。

 

<摂取方法について>

 ビタミンB12は動物性の食品に含まれているビタミンです。

ベジタリアンのように、ビタミンB1が少なくて葉酸が多い食事を好む人は、

ビタミンB12不足の可能性が高いので、できるだけ摂取していただきたい。

ビタミンB12は胃液からつくられる糖タンパクと結合して吸収されます。

この糖タンパクが内因子と呼ばれるものですが、胃ガンなどで胃を切除したり、

胃粘膜に障害がある人は内因子がつくられず、ビタミンB12が吸収されなくなります。

またカルシウム不足もB12が吸収されなくなる一因です。

 

 月経中および、月経前の女性には、ビタミンB12が有効だといわれています。

それはビタミンB12がもつ造血作用や精神安定作用などが月経に伴う悩みを

解決してくれるからです。

「サプリメント健康バイブルより」

 

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 脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンや

アセチルコリン、ドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに

行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。

しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、

イライラしたり、落ち着かなくなったりします。

 

 イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニン、アセチルコリン、

ドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分や

ビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を

放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

 それらの成分が不足する背景には、朝食を抜くといった欠食や、栄養のバランスの

悪さなどが考えられます。

忙しいからと食事をぬいていないか、好きなものばかり食べて偏食をしていないかなど、

自分の日頃の食生活をふり返り、食事リズムと栄養バランスを改善していくことが大事です。

 

 一般にビタミンB群は、一つが欠乏するときには他のビタミンも欠乏していることが

多いのです。

もちろん、すべてのビタミンが老化防止に必要であることはいうまでもありませんが、

B類のビタミンB12、B6、葉酸は老化を防ぐうえでも、もっとも重要なビタミンとされます。

 

 現在60歳以上の高齢者の二割の人に、ビタミンB12の欠乏が見られるということです。

これは年をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。

また、高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を

考えるべきだという学者もいます。

 

 ビタミンB12は、大量かつ配合によって効果的に働き、そして、ビタミンB群は

バランス良く摂ることで相乗効果を発揮します。

 

2015年3月 5日
動脈硬化はこうして起こる

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 動脈は、内膜、中膜、外膜の三層からなり、内膜は内皮およびそれを覆う

弾性線維層(内弾性板)からなり、中膜は弾性線維および輪状平滑筋から、

外膜は結合組織からなり、血管を周囲の組織と結合させて血管の支持組織と

なっています。

 

 大きな動脈は弾性線維や平滑筋がとくに協力で、弾性血管と呼ばれ、

心臓からの拍動を受けて血管壁がのびることで血液を受け入れ、

収縮することで血液を抹消に送る働きをしています。

 

 直径が100ミリミクロンの部分、つまり細い動脈においては、平滑筋がきわめて

多いため、平滑筋の緊張によって内腔が細くなり、強い抵抗を受けます。

このような部分の血管を抵抗血管といい、抵抗血管の部分が収縮することにより、

その先の毛細血管などの血流がゆるやかになり、血管内外の酸素や炭酸ガス、

栄養分や老廃物などの交換がスムーズに行えるようになるのです。

 

 動脈硬化は、血流が悪くなって蛇行しはじめた血管のある部分に、

ストレスやタバコなどの化学的変化が加わることがきっかけとなって起こります。

そして、血管が以上に収縮し、ゆがみ、血管壁に小さな潰瘍が発生するのです。

 

 さらに、潰瘍ができた部分を修復しようとして血小板が付着し、血小板と

血小板を食べる細胞が血管壁で器質化(かたい組織になること)して変化していきます。

これらが血管壁の筋層に入り込み、コレステロールとなって動脈硬化を起こし、

血管腔を狭めてしまうのです。

 

 このような状態のとき、急激な血圧上昇が起こると、血管が破綻してしまうことは明白です。

逆に、血圧が急激に下降して血流が不足すると、脳血栓や脳塞栓、心筋梗塞などの

引き金となります。

高血圧や動脈硬化が危険なのはこのためです。

 

 ところで、最近脳血栓や脳梗塞の重要な因子として、動脈血栓因子(フォンウィルブランド

因子)と呼ばれるものが注目されはじめています。

 

 血栓とは血液が凝固して塊となり、血管を詰まらせることですが、血流の速度が

非常に速い動脈において、なぜ血栓が生じるのかは解明されていませんでした。

そして最近、血管内膜のコラーゲンと動脈硬化血栓因子とが結合することにより

血栓を生じる凝固因子が放出されることがわかってきたのです。

今後、このしくみを阻止する試みが期待されるところです。

「自分で見つけて治す隠れ脳梗塞 より」

 

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 認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。

ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を

防ぐことができるのです。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると

急に増加するといわれています。

 

 脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって

血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、

脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、

段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

 

 脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから

脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが

大切なのです。

 

 ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは

促進する作用があります。

同時に、動脈硬化の原因となるホモシステインや活性酸素(ふえすぎると体に害を

及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。

ビタミンB12は、大量かつ配合によって効果的に働き、そして、ビタミンB群は

バランス良く摂ることで相乗効果を発揮します。

ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために

必要な栄養素です。

 

 十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が

起こりやすくなります。

また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。

 

 一般にビタミンB群は、一つが欠乏するときには他のビタミンも欠乏していることが

多いのです。

もちろん、すべてのビタミンが老化防止に必要であることはいうまでもありませんが、

B類のビタミンB12、B6、葉酸は老化を防ぐうえでも、もっとも重要なビタミンとされます。

 

 現在60歳以上の高齢者の二割の人に、ビタミンB12の欠乏が見られるということです。

これは年をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。

 

 また、高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を

考えるべきだという学者もいます。

 

 ビタミンB12は、肉や魚介類、卵、乳類などの動物性食品には広く含まれますが、

原則として植物性食品には含まれません。

ただし、おもしろいことに、納豆やみそ、たくあんなど、日本に古くからある保存食には、

植物性でも例外的にビタミンB12が含まれています。

これは、発酵の過程でビタミンB12が作られるためと考えられます。

2015年3月 4日
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